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アルゼンチンがスペインに敗れたピッチで起こした暴挙には世界から批判の声が(写真・ロイター/アフロ)
アルゼンチンがスペインに敗れたピッチで起こした暴挙には世界から批判の声が(写真・ロイター/アフロ)

奇妙?マジ?「アルゼンチンをW杯から永久追放せよ」嘆願サイトに1週間で2300万人もの署名集まる?!一方スペインとの再戦を求める署名は10万人…FIFA完全無視で数字を疑うメディアも

 同氏は「これは選手、監督、そして何より、試合がピッチ上での才能と努力によって決まることを望むファンにとって計り知れない失望です。八百長のような審判判定で勝敗が決まることを望む人はいません。もし世界最大の舞台でこのような腐敗を見過ごすなら、それは将来のアスリートやファンに誤った手本を示すことになります。私たちはFIFAに対し、これらの出来事を真剣かつ透明性を持って再調査し、腐敗した主審の影響を受けない形で決勝戦を再試合とすることを検討するよう求めます」と主張している。
 ただ、これもまったく根拠のない陰謀論。決勝戦では審判は、アルゼンチンのエンソ・フェルナンデスに2枚のイエローカードを提示して退場処分としリオネル・メッシらが徹底抗議、さらにマルク・ククレジャが口論途中に口を覆ったことを「今大会のルールに沿って退場だ!」と訴えたが、裏で不正があったとは認められていない。
 そしてギネス記録に迫る2300万人を超えるような、これらの署名活動に対しては懐疑的な見方がある。
 英サッカー専門サイトの「フォー・フォー・ツー」は「奇妙な署名運動『アルゼンチンをW杯から永久追放せよ』をFIFAが完全に無視。その理由は誰にも分からない」との見出しを取り、「この署名運動の主催者たちは自分たちの要求が完全に無視されたことに大きなショックを受けているに違いない。ただ、愚かなパフォーマンスのおかげで莫大な広告収入だけは手にしたようだ」と否定的に伝えた。
 同メディアは「例外はあるものの、この手の署名運動というものは、実際に何かを実現する手段としては非常に効果が薄いことで知られている。もともと期待値が低いその手段の中でも、W杯後に登場した署名運動にはとりわけ救いようのないものがいくつかあった」として、こららの署名運動を紹介。
 決勝の再戦を求める署名については「言わせてもらうが、あの試合でアルゼンチンが127分まで一度もシュートを打てなかったことに主審は全く関係ないだろう」と指摘。
 さらに「アルゼンチンをW杯から永久追放せよ」の署名は「最もばかげていて、最も愚かで、最も無意味だった」と、バッサリと斬り捨てた。
「このサイトは攻撃的な広告リダイレクト(皮肉にも広告ブロッカーの広告に飛ばされる)を多用しているため、私たちは訪問を勧めない」とした上で、「もし本当にこれほど多く署名が集まったのだとすれば――もちろん私たちは大いに疑っているが――、この運動に加わった人たちは、自分たちが全くの無意味な目的のために結局は何一つ成し遂げられず、広告クリックで利益を得るために作られたウェブサイトの運営者の懐を潤しただけだったという事実に、それでも満足していることを願う」と皮肉を込めたメッセージでまとめている。

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