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9.27トヨアリでWBO世界ミニマム級暫定王座決定戦に挑む松本流星
9.27トヨアリでWBO世界ミニマム級暫定王座決定戦に挑む松本流星

コアなファン以外は理解が難しい?!9.27「4大世界戦」で前WBAミニマム王者の松本流星がWBO暫定王座決定戦に挑むも正規王者への昇格は13日後…二転三転の決定に「寝つけない日もあった」

 浜田代表によると今回の決定までは二転三転した。当初、WBC世界同級王者のシヤクホルワ・クセ(南アフリカ)への挑戦が計画されていた。だが、交渉が難航し、同時進行でコラーゾが返上すると見られたWBOの王座決定戦出場への交渉も行っていたという。正式に決まったのはWBOが通達を出した3日前。
 松本はその間の心境をこう明かした。
「練習がきつい時、まだ決まっていないことが頭をよぎったり、寝つけない日もあった。でもこの会見日が決まってからはぐっすり眠れた」、
 しかもクセはサウスポー。アコスタは右構えでフックを振り回してくるファイターだ。まるでタイプが違う。
 しかし松本は「どっちに決まってもいいように基本対策はしていた。相手より、自分のいいところ、悪いところを見つけることをやってきた」と軽く受け流した。
 スパーリングでは「左、左を打とうとして全体的なバランスが崩れて、自分の中で引っ掛かっていたことがあった」そうだが、その違和感も解消。進化の手応えを得た。
 17戦(6KO)無敗のアコスタの至近距離からの左フックには要注意だが、松本は勝利のイメージをマタドール(闘牛士)に重ねた。
「がんがん前にくるし下からも攻めてくる。足を使って打って弱らせてマタドールでいきたい。避けるだけがマタドールじゃない。最後は仕留めないと。足を止めると向こうの距離になるが、打ち勝つ準備をしている。やってみて大丈夫そうなら打撃戦もやってみたい。そういう場面を作らないと盛り上がらない。チャレンジはしたい。前回が判定までいったので勇気という課題をクリアできる機会」
 3月の高田との再戦では3人のジャッジがフルマークをつける珍しいパーフェクト勝利だった。それでも松本はKO決着できなかったことを悔やんでいた。今回は、その課題をクリアしたいという。
 2つ目のベルトを手にすればもちろん向かうは統一戦だ。
「勝たないと何も進まない。そこから道が開ける」
 9月2日に横浜BUNTAIで、松本が返上したWBA王座を石井武志(大橋)がウィルフレド・メンデス(プエルトリコ)と王座決定戦で争う。石井が新王者となり、松本がWBO王者となれば、日本人同士の統一戦の気運は高まるだろう。
 だが、松本はその話題に乗ってこなかった。
「同じ階級ですが自分が持っていたベルト。そんなに興味がわくとかはない。パートナーとして来てもらっていたし石井選手に頑張って欲しいというのはある。でも向こうが獲って僕も獲ってそれでチャンオン同士と言えるのか。獲ってすぐの統一戦は面白くない。チャンピオンの価値を付けてからの方が面白いんじゃないですか」
 正論だ。

 

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