「何やってんだ?」佐々木朗希の球種をレンジャーズが盗み「サイン伝達疑惑」がSNSで拡散…4回2失点黒星もその場面は三者連続三振で「わかっていても打てないなんて」と意外な高評価
ドジャースの佐々木朗希(24)が12日(日本時間13日)、本拠地でのレンジャーズ戦に先発、4回を投げ5安打5四球6奪三振と不安定な内容ながらも2失点にまとめたが負け投手となった。SNSで騒ぎになったのはレンジャーズが佐々木の球種を盗み打者へサイン伝達していたとの疑惑。1回に1番打者のブランドン・ニモ(33)が二塁走者として奇妙な動きを見せていたもの。それでも佐々木は三者連続三振で切り抜け、SNSでは「わかっていても打てなかったなんて…」と意外な高評価を受けた。
握りが見えたのかジャンプしてスプリットを知らせた
良かったのか…悪かったのか。
佐々木は今季3度目の先発を4回2失点にまとめた。三振はメジャーで自己最多の6奪三振。しかし5四球で球数が94球に至り、5回を投げ切れなかった。大谷翔平がサイヤング賞2度獲得のジェイコブ・デグロムの初球を捉える2試合連続の先頭打者アーチ。援護をもらったが3回にエバン・カーターに同点アーチを許し、さらに二死からヒット、暴投、四球の自滅パターンでピンチを広げ、ジョシュ・スミスに甘いスプリットを一、二塁間に弾き返されリードを守れなかった。
採取的にゲームは2-5で敗れ、佐々木が負け投手。
映像メディア「Bleed Los: Dodgers & MLB News Podcast」によると、佐々木は「一番の反省は球数が多くなってしまってイニングを長く投げられなかったこと」としながらも「初回、2回は得点圏にランナーを背負いながらも粘れたのは良かった。三振を取れた点も良かった。今日はフォークが良かった」と振り返った。
実はその裏でSNSである映像が拡散して騒動となっていた。
佐々木は、立ち上がりにニモにライト前ヒットを打たれ、続くカーターに四球を与え、無死一、二塁のピンチを迎えた。その時、二塁走者のニモが、佐々木が投球動作に入る際に、スプリットの時だけ、小刻みにジャンプする奇妙なジェスチャーでサインを送り、打者に球種を伝達していたという疑惑映像だ。
ブロガーのマイケル・ビア氏が、「1回表にレンジャーズが佐々木に対して何か仕掛けていた。佐々木が変化球/速球を投げるたびに、ニモの二塁での動きの違いがある。見てみて!」と早送り映像を投稿。
米サイト「ジ・アスレチック」のドジャース担当のファビアン・アルダヤ記者が、これに反応し「ニモが二塁にいた場面(初回)で、走者が何らかの明確なサインと受け取れる動きをしていたと気づいた」とリポストした。
さらに「すべての球について、高さ(コース)を一つひとつ確認してみた。ニモは、そこで佐々木が投げた8球のスプリットすべて(とスライダー1球)に対して投球前に軽く跳ねる動きをしているように見えた。一方で速球に対しては一度もその動きを見せていなかった」との分析結果を伝えた。
そして「それらの打者は全員三振に倒れた」と付け加えた。
佐々木は、コリー・シーガーに初球のスプリットを見送られ、ボールとなり、さらに1球スプリットをファウルにされたが、最後はストレートで空振りの三振に仕留めた。
続くジェイコブ・バーガーには初球のスライダーで空振りをとり、次のスプリットは見送られたが、ストライクのコール。最後はストレートで空振りの三振。そして5番のジョク・ピーダーソンには、そのニモのサインで球種がバレていたはずのスプリットで三振に仕留め、三者連続三振で切り抜けたのである。
明らかに球種がバレていた兆候は見られたが、試合後、佐々木は「今日はフォークがベース板の上をいったし、落ちも良かった」と自画自賛している。
NPBでは走者の打者への球種などの伝達行為は違反だ。矢野燿大氏が阪神監督時代にヤクルト戦で二塁走者の近本光司の動きにヤクルトサイドが、球種のサイン伝達の疑念を投げかけ、異常に激高した矢野氏とトラブルに発展したことがある。

