「3連敗ならもう(格闘技を)続けられない」悲壮覚悟の朝倉海がUFC涙の110秒“失神TKO勝利“で1500万円ボーナス…米メディアは「バンタム級に戻り王者クラスのパフォを取り戻した」
現在のバンタム級の王者はピョートル・ヤン(ロシア)で、2位には元同級王者で人気のあるショーン・オマリー(米国)がつけている。この日のメインでは、5位のソン・ヤドンが、7位で元フライ級王者のデイヴソン・フィゲイレード(ブラジル)をギロチンチョークでタップさせ、タイトル戦線に一歩進んだ。朝倉は、衝撃TKOを演じたといえど、まだランキング外。いきなり次戦でタイトル戦は不可能だ。
米スポーツサイト「ヘビー」は「スモザーマンのようなランキング外の選手に勝っただけでは、朝倉海がUFCバンタム級ランキングのトップ15入りを果たすことはないだろう。しかしその勝利によってランキング入りしている選手との対戦機会を得る可能性は十分にある」とした上で、こんな見通しを報じた。
「有力な候補として考えられるのが、14位のベテラン、 ハオニ・バルセロス(ブラジル) との対戦。バルセロスは現在5連勝中で、有望株キラーとも言える存在になっている。そのため朝倉のような才能あふれる選手を相手にどのような戦いを見せるのかは非常に興味深い。朝倉は、もはや過酷な減量をする必要がなくなっているだけになおさら注目されるカードとなるだろう。もう一つ興味深いマッチアップが10位の人気選手マーロン・ヴェラ(エクアドル)との対戦だ。ヴェラは現在4連敗中。ヴェラは屈指の打たれ強さを誇る選手として知られており、36戦に及ぶMMAキャリアの中で一度もKO負けをしたことがない。もし朝倉がヴェラと対戦することになれば打撃でヴェラを初めてストップした男になれるのかどうか、多くのファンにとって非常に興味深い見どころとなるだろう」
同サイトは「朝倉がこれほどインパクト残る勝利をしたことはUFCキャリアにとって極めて大きな意味を持つ。次戦でUFCのマッチメイカーたちが誰を相手として用意するのかは、非常に注目されるところだ」と記事をまとめた。
そして朝倉にさらに嬉しいニュースが届いた。主催者は「パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト」と呼ばれる特別ボーナスを朝倉とソン・ヤドンに贈ることを発表した。その額は10万ドル(約1590万円)。
UFCJapanが伝えた映像によると、移動中の車中でその連絡を受けた朝倉は、そのボーナスをチームスタッフの全員で山分けすることを明かしている。

