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2度目のW杯挑戦となった韓国のホン・ミョンボ監督だったが1勝2敗で決勝Tに進めず辞任を発表した(写真:新華社/アフロ)
2度目のW杯挑戦となった韓国のホン・ミョンボ監督だったが1勝2敗で決勝Tに進めず辞任を発表した(写真:新華社/アフロ)

「最後まで無責任」「誠意を疑う」“史上最悪の敗退”となった韓国ホン・ミョンボ監督が「責任はすべて私にある」と辞任発表も質疑応答なしの1分30秒会見にメディアやファンがまた激怒

 そしてこう続けた。
「私のすべての判断が常に正しかったとは申し上げられません。しかし、私のすべての判断基準だけは、いつも韓国サッカーでした。監督という立場は、結果の前ではどのような説明も通用しない立場だと思っています。だからこそ本日、私は説明ではなく、責任について申し上げるためこの場に立ちました。その責任はすべて監督である私にあります」
 そして、選手、スタッフらへ感謝の思いを伝えた上で「大韓民国サッカーへの思いまで手放すわけではありません。韓国代表が再び国民の信頼と愛を受けるチームへと成長していくことを心より願っています」と結んだ。
 この間、わずか1分30秒。ホン・ミョンボ監督は文書を読み上げると質疑の応じず会見場を退席した。韓国メディア「ザ・ゲート」によると「次々と飛ぶ報道陣の質問に背を向け、そのまま会見場を後にした」という。
 メディアやファンからは、この辞任表明の仕方にも批判の声が殺到した。前出の「エックスポーツニュース」は「洪明甫、史上最悪の成績を残し1分30秒の声明文…誠意まで疑問視→“洪明甫体制第2期”の最後も後味の悪い幕切れ」との見出しを取った記事を配信。
「会見映像がインターネットで公開されると、すぐに論争が巻き起こった。“思った以上に悪気のない態度だったんじゃないか”と洪監督の誠意そのものを疑う反応も少なくなかった」と報じた。
 さらにこう批判した。
「ファンが望んでいたのは敗退決定後の短い辞任発表だけではなかった。もちろん、自ら代表監督の任期を途中で終える以上、長時間の質疑応答は無意味だったかもしれない。しかし発表文だけを読み上げて退席する姿は、任期中を通して失望を与え続けた彼の姿が最後まで変わらなかったと評価されても仕方のないものだった」
 また別の韓国メディア「ザ・ゲート」も「韓国サッカー史上最悪の監督という汚名を残した」と厳しく批判。
「あらかじめ準備してきた声明文だけを読み上げ、不公平との論争に包まれた監督就任の過程から、無残なベスト32進出失敗、そして自分の言いたいことだけを述べて終えた記者会見に至るまで、最後まで無責任な後ろ姿だった」
 そう伝えた。
 ホン・ミョンボ監督は、現役時代に「永遠のリベロ」と呼ばれたレジェンドでW杯は4大会連続で出場、2002年の日韓W杯ではベスト4に貢献した。ベルマーレ平塚や柏レイソルでもプレーしたが、監督として臨んだ2014年のブラジル大会ではグループリーグ最下位に終わり辞任。「エックススポーツ」によると「代表監督の復帰当初から就任手続きなどを巡る論争もあり歓迎されなかった。その後も指導力をめぐり多くの批判を受け続けた。今大会でも明確な戦術的解決策を示せず、選手起用をめぐる疑問も繰り返し提起された。ソン・フンミンの最前線起用は効果を上げなかった」という。

 1勝1敗で迎えた勝負の南アフリカ戦では、トッテナム時代の2022年にプレミアリーグでアジア人初となる得点王に輝いたエースで主将のソン・フミンを先発から外して後半から起用するという大胆な采配を見せたが、それは裏目に出て0-1で敗れた。

 

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