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ポルトガルのCロナウドとクロアチアのモドリッチのレジェンド2人が健闘を称え合うも、幻に終わった同点ゴールにモドリッチは納得いかず(写真・AP/アフロ)
ポルトガルのCロナウドとクロアチアのモドリッチのレジェンド2人が健闘を称え合うも、幻に終わった同点ゴールにモドリッチは納得いかず(写真・AP/アフロ)

「C・ロナウドのスター性が優先されたのか」”クリロナ”に2つの”疑惑”浮上…PK判定にクロアチア“伝説”モドリッチが激怒し、MOM選出に「他にふさわしい選手が」と地元メディアやSNSで賛否

 そしてロナウドを巡ってもうひとつの物議が起きる。FIFAが選定するマン・オブザマッチ(MOM)にロナウドが選ばれたのだ。
 ロナウドは同点PKを決めたものの、試合を通じてペナルティエリア内でボールにタッチしたのは1度だけ。前半16分に裏に抜け出してゴールネットを揺らすもオフサイドでゴールは認められなかった。しかもまだ同点だったにもかかわらず後半39分にはベンチへ下げられ、代わってワントップの位置に入ったゴンサロ・ラモスがアディショナルタイムに勝ち越しのヘッドを決めていた。
 前出のクロアチアメディア「Index Sport」は「『試合内容よりスター性が優先されたのでは』賛否が再燃」との見出しを取って「ゴールの取り消しを巡る議論に加えて、もう一つ物議を醸す決定が浮上した」と、この問題を伝えた。
「ロナウドは1-1とするPKを決めたが、それ以外では試合への影響は限定的だったと見られている。クロアチアは試合の大部分でロナウドを抑え込み、彼は危険な場面にほとんど関与できなかった。そのため、試合全体への影響は小さかったという評価も多い。多くのファンは、勝利により大きく貢献したポルトガルの他選手が賞を獲るべきだったのではないかと考えている。SNS上では選出基準に疑問を呈する声が相次いだ」
 SNSの批判の声の一部を紹介した。
「他にふさわしい選手がいたのでは?」
「PKゴールは重要だったがそれだけでMVPは妥当なのか」
「試合全体のパフォーマンスは受賞レベルではない」
 同メディアは、議論のポイントを「実際の試合でのパフォーマンスが評価されるべきなのか、それとも世界的スターとしての影響力や知名度が影響しているのかという問題だ」と指摘した。
 皮肉を込めた批判を展開させたのは、別のクロアチアメディア「Gol.hr」のコラムニストであるイヴィツァ・メド記者だ。
「PK判定が厳しすぎたと言うことはできるし、もし同じ場面がクロアチアだったらPKは与えられただろうかという疑問も残るが、私は審判団がポルトガル寄りだったとは言わない。しかし、FIFAがロナウドをこの試合のマン・オブ・ザ・マッチに選んだことは、多くを物語っている。もしロナウドが本当にこの試合最高の選手だったのなら、ポルトガルの代表監督はよほど無能ということになる。なぜなら、その「試合最高の選手」を、試合の勝敗が決まろうとしていた重要な時間帯に、汗ひとつかいていない状態で交代させたからだ」
 ポルトガルは6日(日本時間7日)にベスト8進出をかけてスペインと激突する。

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