「八村塁も河村勇輝もいないのに…」バスケット日本代表にW杯アジア1次予選で73-92で完敗した中国メディアが嘆く「若い選手達は経験や精神力で日本に遅れをとっていると認めた」

中国最大のポータルサイト『百度新聞』は、日本がベストメンバーではなかった点に触れながら敗戦は必然だったと伝えた。
「招集されていれば日本の主軸を担う河村勇輝と八村塁は、前回に引き続きコート上にはいない。それでも中国の郭士強HCは『日本は攻守両面で我々よりも良かった』と、日本の3Pシュートや速攻に対する守備が不安定さを嘆き、若い選手たちは経験や精神力の面で日本に遅れをとっていると認めた」
さらに中国メディア『新浪体育』は、解任されたアレクサンダル・ジョルジェヴィッチHC(セルビア)に代わり、2024年7月から中国を率いる同国の元プロバスケットボール選手の郭士強HCへの痛烈な批判を展開した。
「選手招集に見られる頑固さと時代遅れの戦術及びシステムから、彼は男子バスケットボールのHC職には明らかに適任ではない。この日の試合でも日本のリズムに合わせてラン&ガンゲームを続けた。苦手なプレーを求められた選手たちは非常に居心地が悪そうだった。すべてのスポーツにおいて、代表チームのHCは選手たちをうまく活用する術が最も基本的なスキルとなる。今現在の12人の選手たちは、郭士強の下でいまだに正しいポジショニングを見つけられていない」
対照的に今年2月のトム・ホーバス前HC(米国)の電撃解任を受け、Bリーグの琉球ゴールデンキングスHCを兼任する形で就任した桶谷HCは、チームとして目指してきた戦術“ペース&スペース”を3試合目で鮮やかに体現した。
今年6月に川崎ブレイブサンダースのHCに就任。兼任体制を継続している桶谷HCは、フラッシュインタビューで次のように語っている。
「コーチが変わってなかなか難しい状況の中で、選手たちが頑張ってくれている。これも緒に戦ってくれる日本国民のみなさんのおかげだと思っている。今日も前回の反省を生かして、後半はゼロからの気持ちでやろうと送り出した中で、自分たちが目指す速い形でのビルドアップを選手たちがしっかりと遂行してくれた」
6日には敵地・高陽に乗り込んで韓国代表との1次予選最終戦に臨む。8月から始まる最終予選には1次予選の成績も持ち越されるため、中2日で迎える一戦は決して消化試合とはならない。ホーキンソンもこんな言葉でフラッシュインタビューを締めた。
「まだ終わっていない。次もしっかり頑張りたい」
1次予選を通過した12チームを2グループに分けて行われるW杯アジア最終予選を突破するのは、各グループの上位3チームと4位の成績上位の計7チーム。そして、来年8月から9月にかけてカタールで開催されるW杯は、2028年のロサンゼルス五輪予選も兼ねている。1次予選途中にHCを交代させる荒療治を施した日本が最適解の形に近づきながら、次のステージへしっかりと駒を進めた。

