• HOME
  • 記事
  • サッカー
  • なぜ森保監督の続投は”半年限定”なのか…来年1月アジア杯以降は「大岩剛監督へバトンタッチ」…日本サッカー協会が異例の監督人事に踏み切る理由とは?
あまりに無策だった森保監督のブラジル戦での内幕が明らかになりSNSで批判が再燃(写真:新華社/アフロ)
あまりに無策だった森保監督のブラジル戦での内幕が明らかになりSNSで批判が再燃(写真:新華社/アフロ)

なぜ森保監督の続投は”半年限定”なのか…来年1月アジア杯以降は「大岩剛監督へバトンタッチ」…日本サッカー協会が異例の監督人事に踏み切る理由とは?

 そしてほぼ同時期の9月19日から10月4日まで開催される愛知アジア競技大会へ、JFAはU-21代表を参戦させる。大会4連覇を狙う韓国を含めて、規定通りに23歳以下の陣容で臨んでくる参加各国に対して、大岩監督はロサンゼルス五輪予選(時期未定)をにらみ、あえて2歳年下の選手たちで臨む。
 アジアの参加枠が「2」に減った中で、五輪世代の強化を怠るわけにはいかない。こうした背景もあって、JFAは森保監督に異例にも映る半年間の短期契約をオファーしたと見られる。4大会ぶりのアジアカップ制覇でバトンを託せば、3期8年半に及ぶ長期政権から継続的な成長が見込めるとの思いから、森保監督も受諾する意向だという。
 もちろん北中米大会で露呈した課題もある。
 前半を1点リードで折り返しながら逆転負けを喫したブラジルとのラウンド32では、後半に入ってチーム全体でボールを奪う位置が、グループステージの3試合より10mほど下がってしまったと山本委員長は明かした。
「相手の戦術が変わったところも含めて、押し込まれている状況をどのように上げていくかが課題。良いポジションに良いアプローチをしてボールが奪えれば良い攻撃に移れるわけだが、アプローチした回数などは日本の武器の規律の高さで、みんなが丁寧に連動していたが、そこで奪えたかどうか。その回数がベスト8に残ったチームよりも少ないというデータがあるので、奪う技術を今後どうしていくのかを考えないといけない。しかも育成年代からやっていかなければいけない」
 後半に入って後塵を拝し続けたブラジルのカルロ・アンチェロッティ監督との采配合戦を森保監督は帰国後の総括会見で完敗だと認めている。育てるだけではなく、必要な展開では勝負師になれる指揮官が、要は世界での経験が豊富な外国人監督が必要なのではないか。こう問われた山本委員長は「もちろん成功したい」と語った上でこう続けた。
「成長を続けていく先に成功が近づいてくると思っている。その意味で目先の成功よりも成長を続けることで成功にたどり着けると私自身は考えています」
 こうした考え方も、森保監督から大岩兼任監督へのバトンタッチを後押ししているのだろう。選定要件が再確認された次期日本代表監督は、JFAの宮本恒靖会長と山本委員長、宮本会長が指名する助言者による3人の協議で候補者が森保氏に一本化され23日の理事会で正式決定される運びとなる。

関連記事一覧