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2度目のW杯挑戦となった韓国のホン・ミョンボ監督だったが1勝2敗で決勝Tに進めず辞任を発表した(写真:新華社/アフロ)
2度目のW杯挑戦となった韓国のホン・ミョンボ監督だったが1勝2敗で決勝Tに進めず辞任を発表した(写真:新華社/アフロ)

「最後まで無責任」「誠意を疑う」“史上最悪の敗退”となった韓国ホン・ミョンボ監督が「責任はすべて私にある」と辞任発表も質疑応答なしの1分30秒会見にメディアやファンがまた激怒

 韓国のグループリーグでの敗退が決まり、1勝2敗に終わったホン・ミョンボ(洪明甫)監督(57)が28日(日本時間29日)、帰国前のメキシコの練習場で会見を開き「責任はすべて私にある」として辞任を発表した。ただ記者との質疑応答はなく、1分30秒の声明を読み上げただけの辞任発表に韓国メディアやファンは「最後まで無責任」「誠意に疑問」などと怒りの声をあげた。

 大統領が「無能な人物を指揮官に選べば結果は火を見るより明らか」と批判

 最悪の結果だ。
 グループAの初戦でチェコに2-1で逆転勝利したもののメキシコ、南アフリカに連敗して、勝ち点3の3位のまま、他グループの結果を待った韓国は、最終日に12チーム中10位にまで陥落し上位8チームが得られる決勝トーナメントの切符を手にすることができなかった。今大会から決勝Tは16強から32強に拡大されたにもかかわらず、2大会ぶりの1次リーグ敗退となり、ホン・ミョンボ監督へは凄まじいバッシングが巻き起こり、イ・ジェミョン(李在明)大統領までが、SNSに異例の投稿を行い、組織とホンミョンボ監督をこう批判した。
「『赤い悪魔(韓国代表サポーター)』の一人として予想外の結果に戸惑いを通り越してア然としている。国民を落胆させた今回のワールドカップ本大会での敗退は組織と人事の失敗によるものとみられる。能力よりも身内かどうかを重視し、無能な人物を指揮官に選べばその結果は火を見るより明らかだ。公私の区別がつかず、公益より私益を優先するいい加減な人事が可能なのは、人事権者に対する監視、牽制、責任追及が不可能、あるいは困難だからだ」
 もはや退陣は避けられない状況となっていた中でホン・ミョンボ監督は、日本時間29日、32強に生き残った場合に備えてトレーニングをしていたメキシコ・グアダラハラのキャンプ地「チーバス・ベルデ・バジェ」で記者会見を開き、辞任を発表した。
「エックススポーツ」など複数の韓国メディアによると、紺のポロシャツ姿で会見場に現れたホン・ミョンボ監督は「まず初めに韓国サッカーを愛し、代表チームを応援してくださった国民の皆さまに、心よりお詫び申し上げます」と謝罪した上で「本日私は韓国代表監督の職を辞任いたします」と明かし、手に持った原稿をこう読み上げた。
「代表監督という立場は、私にとって決して簡単な決断ではありませんでした。しかし、監督就任を決意した瞬間から、それ以外の理由を考えたことはありませんでした。私に託された責任を最後まで果たすこと。それだけが、私が果たすべき唯一の務めだと考えていました。この2年間、私は常に自分自身に同じ問いを投げかけてきました。“この選択は韓国サッカーのための選択なのか”。代表チームの重要な決断を下す時も、選手を選ぶ時も、練習を準備する時も、試合に臨む時も、この問いだけは決して忘れませんでした」

 

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