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W杯でアルゼンチンを世界一に導いたパリ・サンジェルマンのメッシを古巣のバルセロナが復帰させる計画を練っている(写真・AP/アフロ)
W杯でアルゼンチンを世界一に導いたパリ・サンジェルマンのメッシを古巣のバルセロナが復帰させる計画を練っている(写真・AP/アフロ)

メッシを古巣バルサが約37億円の2年契約で獲得へ…スペイン紙報道…2年ぶり復帰の可能性は?

 

 その筆頭候補がメッシからバルセロナの「10番」を受け継いだ、20歳のFWアンス・ファティとなるという。カタールW杯に臨んだスペイン代表にも名を連ねた若きストライカーの現状を、同メディアは「メッシが彼を必要としない」と厳しく言及している。
「プレッシャーに耐えながらボールで物語りを作り、逆境に直面しても成長できる、選ばれた選手だけに用意されるのが『10番』だ。しかし、アンス・ファティのパフォーマンスは約束されたものからあまりにもかけ離れている。不思議なことにメッシが去り、彼が『10番』の重責を担ってからすべてが上手くいかなくなった。すでにメッシとの関係も冷え切ったものになっていて、ファティとドレッシングルームを共有しないことを条件につけるかもしれない」
 ファティはトッテナム・ホットスパーなどのプレミアリーグ勢に加えて、バイエルン・ミュンヘンからも関心を示されているという。ファティを放出すれば違約金による収入を得るだけでなく、メッシが2008-09シーズンから象徴としてきた「10番」も空く。
 同メディアはファティに加えて、23歳のFWフェラン・トーレスと22歳のDFエリック・ガルシアのスペイン代表コンビ、26歳のブラジル代表FWラフィーニャらを、年俸総額を減額するうえでの放出候補としてリストアップ。記事のなかでこう綴っている。
「彼らにいいオファーが届けば、バルセロナは躊躇しないだろう。最初は夢のような話だったが、だんだんと現実に近づいてきている。メッシの復帰はバルセロナの金庫に多額の収入をもたらすビジネス面でのメリットだけでなく、世界最高峰の一人、いや、世界最高の選手がチームにクオリティーと経験を加える点と合わせて、ラポルタ会長にとっては一石二鳥となる」
 今シーズンでパリ・サンジェルマンとの2年契約が満了を迎えるメッシの今後については、4つの選択肢があると報じられてきた。
 ひとつはパリ・サンジェルマンとの契約延長となる。しかし、メッシの合意を得れば自動的に1年間の延長が決まるオプションが盛り込まれているなかで、今シーズンが大詰めを迎えてもメッシ側に交渉の席に着く動きはない。契約満了に伴い、違約金が発生しないフリートランスファーとなる道をメッシ側が思い描いている証と言っていいだろう。

 

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