韓国メディアへ森保監督の「褒める報道をしてあげて下さい」洪明甫・前監督擁護発言も届かず?!帰国時の空港での「辞めろ!」「ありがとう」の日韓比較記事が目立つ事態に
サッカーW杯北中米大会の戦いを終えた日本代表が2日、帰国し森保一監督(57)が記者会見を開いた。約50分間の会見では、韓国メディアからグループステージで敗退した韓国の現状を問う質問が出て、森保監督は「過去最悪ではない」「称賛があっていい」とすでに辞任したホン・ミョンボ前監督(洪明甫、57)を擁護する発言を行った。一部の韓国メディアは、その発言をそのまま記事にしたが、むしろ空港での歓迎の様子が日韓で大きく違ったことを取り上げる報道の方が目立った。
「褒め報道をしてあげて下さい」の願いは届かず
「褒める報道をしてあげて下さい」
森保監督の訴えも韓国メディアには届かなかった。
約50分に渡って行われた帰国会見では、韓国の放送局「チャンネルA」の記者から「韓国では日本の育成を見習うべきという声がある。韓国の現状をどう見ているか」との質問が森保監督に飛んだ。
森保監督は、一瞬困惑した表情を浮かべ、「韓国の状況を全て知っているかと言われるとほとんど知らないので軽々しくコメントはできない」としたものの「ホン・ミョンボ監督とは、プライベートでも会って話したこともありますし、対戦したり、ライバルとしても、友人としても、おつきあいさせていただいている中で、(今大会の成績が)過去最悪ということはないかなと思います。国のために身を粉にして頑張っておられる。グループステージは突破できなかったかもしれないが、世界の強豪の中で1勝はしっかりとれている(チェコ戦)。3試合目(南アフリカ戦)は難しい舵取りをしないといけない中、思った結果が出なかったと思いますが結果を出すための努力は最大限している」と、32強に残れず、辞任を表明した後も、韓国内で大バッシングを受けているホン・ミョンボ前監督を擁護した。
さらに森保監督は「最終的に我々も結果が出たかというと目標を達成できていない。結果はプロの世界で、代表の舞台で問われるところもあるが、全て結果論でやってきたことがダメだったかというと、そうではない。韓国のどれほどの方々が批判的に考えているかわからないが、ホン・ミョンボさんをはじめ、スタッフ、選手が、国のために頑張ったことも考えていただいて称賛があってもいい」と補足。
日韓の育成の違いの問題については「何が正解か分からないけど日本には日本人に合う育成で日本協会が発信し、全国各地の一人一人の指導者が目の前の選手をよりいい選手に育てることを情熱を持ってやって下さっている」とした上で、「韓国の方々も頑張っていると思うので褒める報道をしてあげて下さい」と呼びかけた。
韓国メディアは、この森保監督の発言を日本のメディアを引用する形で報道した。
「インターフットボール」は、「日本代表監督の率直な発言…“ホン・ミョンボ監督?史上最悪ではない。称賛されるべき部分もある”」、「スポーツ朝鮮」は、「”異例の信念ある発言”日本・森保監督、辞任したホン・ミョンボ監督を擁護…”すべては結果論。これまでの過程が間違っていたわけではない”」と報じ、2人が昨年6月に千葉の幕張にある日本サッカー協会の夢フィールドで特別対談を実施したことを紹介するなどしたが森保監督の発言を肯定も否定もしなかった。

