「今回は予想を大きく外す!」過去3度優勝的中「W杯の予言者」ドイツ人経済学者「史上最大級の番狂わせで日本がブラジルを破る」の予想が波紋…ESPNブラジルのコラムニストが猛反論
実際、今回の開幕前予想ではグループAでは韓国1位、チェコ2位の突破を予想して外しているし、グループHで、スペイン、ウルグアイに引き分ける大番狂わせを演じるなど、2位で決勝T進出を決めたカーボベルデをグループ最下位と予想していた。
だが、この「W杯予言者」の「日本が勝つ」予想は、ブラジル国内のSNSで、大きな反響を呼び、「ESPNブラジル」のコラムニストであるパウロ・コボス氏が、「今回は予想を大きく外すだろ」との反論記事を同メディアに掲載するに至った。
コボス氏はクレメント氏がESPNブラジルに語ったコメントを引用し「このドイツ人の予言者が、日本サッカーの驚異的な発展について語っている点は、その通りだ」と認めた上でこう反論した。
「ブラジルにはより優れた個の才能があり、より実績豊富な監督がおり、そして何よりブラジル代表というユニフォームには圧倒的な重みがある。日本のようなチームに勝つには、それでまだ十分だ」
ただ「ドイツ人の予言者がワールドカップ5回優勝国であるブラジルが日本に敗れると予想したことが、多くの人に衝撃を与えているという事実自体が、私は非常に気になっている」と付け加えた。
ブラジルが、2018年にベルギー、2022年にクロアチアに敗れて決勝にさえ進めなかったことを「相手の格という点でも少しずつ下り坂を歩んできた。かつてはブラジルを敗退へ追い込むのは世界最高峰の強豪だけだった。しかしベルギーもクロアチアも歴史的には世界最高峰より一段下のグループに属する国だ。もし日本に敗れるようなことになれば、その“格”はさらに一段下がることになる。もちろん日本代表が大きく成長したことは疑いようがない。しかし現在ブラジルと日本の試合が互角と見られるようになった最大の理由は日本ではなくブラジル側にある」
ブラジルにも苦言を呈してこう続けた。
「ブラジルが世界の先頭集団から取り残されたのは、誰か一人の責任ではない。選手、監督、協会幹部、メディア、そしてサポーター、全員にそれぞれ責任の一端がある。一方、日本ではその逆のことが起きている。あらゆる面で進歩しているように見える。もっともその進歩のスピード以上に、ブラジルの衰退のスピードのほうが速いのである」
統計サイトOPTAは、ブラジルのベスト16進出確率を69.1%、日本を30.9%と叩き出している。
またクレメント氏は、ベスト16では日本とイングランドの顔合わせになると読み、そこでの日本敗退を予想しているが、実際はノルウェーとコートジボワールの勝者との激突となる。同氏の優勝予想はオランダ。決勝はオランダとポルトガルになると予想している。

